この記事ではヒョウモントカゲモドキの飼育環境について、今現在私が使用しているゲージや床材、シェルターに何を使用しているのか紹介しています。
「ヒョウモントカゲモドキを飼育しはじめて、最初の3日間は手を触れてはならない」
とのことだったため、とりあえず最初の1週間はほぼ手をつけずにいました。
最初はプラスチックケースにキッチンペーパーとウェットシェルターというとてもシンプルゲージでスタートしたのですが、あまりに貧相に見えてしまったため飼育環境の見直しをしたのでシェアしていきます。
今回紹介する項目は3つです。
- ゲージ
- 床材
- シェルター
ゲージ:スドー レプティギア 365
購入時に店員さんに勧められたプラスチックケースでは、シェルターを置けば半分を占めてしまうほど小さい環境でした。
これもいくつかの本を読んでみましたが、だいたいこれくらいの環境で飼育している「ブリーダー」が多いようで、YouTubeをみても似たり寄ったりの情報が得られます。
ただ、私のように1匹を飼うという環境の人では考え方が異なり、立体活動など環境を整えている(過保護に見えるくらい)人もいます。
飼育に正解はないが、ストレスがない方が良いので、少し広めのゲージを購入し、環境を変化させたいと考えレプティギア365を選択しました。
レプティギア365の感想
・良かったところ
どこから見ても中を見ることができる「オールクリアケース」なので、観察がしやすいのはプラスチックケースにはない点でした。
また側面のストッパーを外せば簡単に分解できるため、掃除の時などにとても便利に感じました。
そして、なんと言っても軽い!ガラスケースはかなり重くなるため、女性にとっては優しい点ではないでしょうか。
・悪かったところ
「上を開いてヒョウモントカゲモドキにアクセスするより、横からアクセスした方がストレスが少ない」とのことでレプティギアを購入したのですが、レプティギアのアクセス面は距離が短い面となっているため、私の温室環境ではプラスチックケースでもレプティギアでも変わりはありませんでした。
また、側面のストッパーがかなり頑丈なので、何も考えずに止めると大きな音が出ます。若干下に押しながらはめ込むと驚くほど静かに止められるので、「音が大きいらしいから買えない」という方はぜひ試してほしいですね。
自分で温室を作成したのだから、アクセス面についてちゃんと考えればよかったなぁ。
床材:ジェックス エキゾテラ デザートソイル 2kg
ヒョウモントカゲモドキを飼育する上でついてまわる問題の1つに「誤飲」があります。
歩くときも舌をペロペロさせながら歩くため、サラサラした床材は誤飲のリスクがあるようです。また、餌を直置きする場合は一緒に誤飲してしまうことがあるようです。
店員さんにはキッチンペーパーを強く勧められ、キッチンペーパーを使用していたのですが、見栄えがとても悪く感じていました。
何か良い床材はないか検討していたら、ヒョウモントカゲモドキがモデルになっている床材を発見し、そこそこ良いレビューが多かったため、今回はデザートソイルを購入しました。
デザートソイルの感想
・良かった点
多孔質ソイルが水分などを適度に吸収する性質を持つらしく、湿度の維持がキッチンペーパーと遜色はありませんでした。
とにかく見た目が素晴らしいですね。
2kgでレプティギア365の床材として使用し切れるので、1匹など少数であれば十分使えます。使い残しなどが出ない点もとてもありがたいです。メンテナンスは半年に1回総入れ替えになっています。
キッチンペーパーよりも環境を整えやすいね。
・悪かった点
デザートソイルの袋内が結露していることに若干の疑問を持ちながら購入したのですが、このソイルの保湿性はとても優れているため、ゲージと室温に差があればあるほど、初回使用時の結露が異常です。
あれ?霧でも出てんのかな?
そう思うくらい中が見えないほど結露しました。
「結露しやすい床材です」とか書いてくれればありがたかったのに。
2日くらいで結露も落ち着いたため、最初はびっくりしますが使い続けてみてください。
ぱっと見、何がいるのかわからないくらい結露してたね。
シェルター:クール・ホットスポット分け
飼育環境内で温度勾配が必要なようで、パネルヒーターを1/3の範囲で準備する必要があるようです。
消化に必要な温度があるようなので、消化させるためにホットスポットへ移動したり、暑ければクールスポットへ移動したりできるようになっています。
ウェットシェルターは当然「クールスポット」にあたるため、湿度と温度が適している方が良いですが、ホットスポット用のシェルターもあった方が良いようです。
レプティギアに変更することで、ある程度のシェルターを置けるようになったので設置しました。
シェルターの紹介
ウェットシェルター:スドー ウェットシェルター Mサイズ
一番オースドックスなタイプのシェルターになります。
上段にくぼみがあるため、そこに水を入れることでシェルター内を適度な湿度にしてくれるようです。
使えばわかりますが、このシェルターがある床材だけはいつ見ても湿っているので、ヒョウモントカゲモドキには必須のシェルターになっているのも納得です。
じゅういちはこの水入部分に排泄するようになってしまったため、他に水入れも準備しています。できればトイレを別の部分に覚えさせたいですね。
ホットシェルター:スドー かくれ流木 L
3つの入り口と1つの開口部がある、流木の様なオブジェクトです。
立体活動やホットスポットを兼ねたシェルターとして、温度勾配が出来ている部分に設置しています。
あまり活用しているところは見ていませんが、何かのストレス発散になっていれば良いなぁと感じています。
最後に
もう少し大きなって、環境を見直す機会があればまた変更していきたいと思います。
今回はじゅういちの飼育環境についてシェアさせていただきました。参考になれば幸いです。
それではまた。