この記事ではトミカ博に参加した長男が泣いた残念なポイントを紹介しています。2歳の男の子には少し厳しいイベントとなってしまいました。
タカラトミーの「トミカ」好きにはたまらないイベントの「トミカ博」に家族で参加してきました。
長男がトミカ好きで集めだしたのをキッカケに妻もディズニートミカを収集し始め、我が家のおもちゃ箱には種々様々なトミカが置いてあります。
今回トミカ博が近場で開催されるとのことだったため、下の子も一緒に参加してきましたが、長男にとっては意外に「苦痛」なイベントとなってしまいました。
何が大変だったのかを交え、トミカ博の注意点を紹介します。
トミカ博とは
全国各所で開催される「トミカ」のイベントで、会場内ではさまざまなイベントが催されます。
トミカ博限定のトミカや入場者特典トミカなど「限定品」が多くあるので、親も別の意味でワクワクするイベントでしょう。
会場の外でも出店が出ていたりするためお祭りに近い感覚でした。
トミカ博のイベントは各所だいたい同じようなので紹介していきます。
展示ゾーン
トミカの世界観やトミカを展示しているコーナーとなっています。
だいたい一番最初のゾーンが展示になっており、広い会場内でも存在感があります。
内容は
- トミカワールドジオラマ
- 巨大ジオラマ
- トミカ洗車場
- トミカからくりスライダー
- 消防士体験
- トミカ整備工場
- トミカバリエーション
上記7つの会場に分かれます。1つ1つを簡単に紹介していきます。
トミカワールドジオラマ
トミカワールドの世界観が表現されたジオラマがあり、トミカの車種に合わせた小さな世界の背後で写真を撮ることができるエリアです。
記念撮影ができるエリアで、特にトミカが自動で走ったりしているわけではありません。
手をふれないように注意しましょう。
巨大ジオラマ
プラレールが走っていたり、トミカがたくさん収納されている巨大パーキングタワーがある巨大ジオラマがあります。
ここはジオラマを「見て楽しむ」エリアで、トミカの遊び方について視野を広げられます。
手を触れないように注意しましょう。
トミカ洗車場
洗車場内ではシャボン玉が随時でており、洗車される車の体験ができるエリアのようです。
トミカを洗車するエリアではなく、広い洗車場内にシャボン玉が出ているだけのエリアだったので、正直よくわかりませんでした。
涼しくもないし、濡れるわけでもないし、よくわかりませんでした。
トミカからくりスライダー
様々なカラクリが道路に設置されており、からくりを動かすことでトミカが走り出す仕様になっています。
スライダーと付くだけあってトミカは坂道を下り、下りきった先にからくりがある作りになっています。
このカラクリを動かすことでトミカが走っていくのですが、どこかのカラクリが起動していないとトミカが巡回しないデメリットがありました。
からくりを動かすだけなので、子供にとってもあまり魅力には感じなかったようです。
消防士体験
消防士になって消火活動体験や救急車・消防車と記念撮影ができるエリアです。
消火活動は箱に水色のボールを投げ入れるだけで、消防車や救急車も壁と一体化した作り物でした。
トミカ関係ないですね。
トミカ整備工場
タイヤ交換やナット締めなどが体験できるエリアです。
トミカで遊ぶエリアではなく、壁にある車の作り物にタイヤをつけたり、ナットを締めたりするだけなので、わざわざトミカ博でやらなくてもと感じるエリアでした。
ここで並んでまでやるゲームではないです。
報酬もありません。
トミカバリエーション
壁に年代別や協賛メーカー別のトミカが壁に飾ってあるエリアです。
エリアというより進んでいく道沿いにトミカが飾ってあるので、美術館でトミカを眺めているような感じでした。
ディズニーモデルは圧巻の美しさでした!
展示ゾーンまとめ
会場に入ってすぐに展示ゾーンに入りますが、トミカが関係あるのはジオラマかスライダーの「展示のみ」となっています。
ここで遊ぶことを考えたら整備工場や消防士体験などのトミカとは関係ないところしかありません。
アトラクションゾーン
一部無料ですが、基本的に有料チケットを使ってゲームができ、有料ゲーム終了後にはトミカが1台貰えます。
有料チケットは会場内でも購入できますが、並んでいる間にスタッフが販売してくれるので、アトラクションゾーンで遊ぶことを考えているのであれば、あらかじめ買っておくことをオススメします。
なお1000円で11枚のお得セットもありますが、100円でトミカが買えないと同じく、遊びながらトミカを購入すると同義のエリアなので1枚で遊べるエリアはありません。
結局1枚余ってしまいました!
内容は
- トミカ組立工場
- トミカエンジンスタート
- トミカジグザグどうろゲーム
- トミカつり
- プレイランド(無料)
1つ1つを簡単に紹介していきます。
トミカ組立工場(有料)
メーカーとパーツを選ぶことで自分オリジナルのトミカが作成できます。
車種はイベントにより若干異なるようですが基本的に乗用車のみなので、レーシングカーや工事車両といった車種が好きな子供には魅力に感じないかもしれません。
もう少し限定感が欲しかったです。
トミカエンジンスタート(有料)
鍵を選んでエンジンをかけてトミカを発進させるゲームです。
長男がやらないと言ったので詳細はわかりません。
トミカジグザグどうろゲーム(有料)
手動ポンプでトミカを押し上げて坂道を走らせます。
ジグザグの道の先に2つのゴールがあり、1つは一般車両でもう1つがイベント車両が貰えるゲームとなっています。
どっちにゴールしても「残念」にならない仕様の方が良かった
と妻が言っていましたが本当にその通りで、ゴールに至るまではすべて運なので、トミカが走っているのを眺めてゴールしたら
残念。次は当たると良いですね
と言われてもなぁ。という感じでした。
トミカつり(有料)
おもちゃの釣竿を使って制限時間内に何台のトミカを釣り上げることができるかを競うゲームです。
子供が遊んでもいいですし、親が見栄を張っても良いようです。最も良い釣果だった人には景品もあるようです。
このゲームは非常に厄介です!
プレイランド
時間無制限でおもちゃで遊ぶことができます。
比較的小さいお子さんを連れている家族には息抜きになるエリアですが、男の子の親なら「入ったら簡単には抜け出せない」とわかるでしょう。
時間がないなら近づかないほうが良いです。
遊び始めたらどうなるか。親ならわかるでしょう。
アトラクションゾーンまとめ
有料チケットを使って遊んでトミカを購入するエリアなので、チケットの枚数に見合ったトミカが景品でもらえます。
混雑し始めると行列になるので、先にチケットを買っておいても待ち時間が長かったり子供が嫌がったりすると無駄になるので注意が必要です。
トミカ博の注意点
子供の好奇心をくすぐりまくるイベントになるのでさまざまな注意点があります。その中でも特に「長男が泣いた」残念な場所の紹介をします。
基本的にトミカで「遊ぶ」場所はない
トミカ博はトミカの世界観を「見て・触れて」楽しむイベントです。
トミカを手にとって自由に遊ぶのはプレイランドだけです。
トミカが目の前にたくさんあるのに手に取ることが許されないということが、2歳の長男にとって大きなストレスになってしまいました。
アトラクションゾーンで貰える台数は「1台」
どのゲームに参加してももらえるトミカは1台。
これについて大きな問題があるエリアは「トミカつり」です。
トミカつりは制限時間内で何台のトミカが釣れるのかを競うゲームになり、子供は真剣に釣り上げます。
しかしゲーム終了後にもらえるのはその内の1台のみです。
欲しいと思って釣り上げたおもちゃのほぼ全てを諦めなければいけません。このルールを把握できない長男にとっては苦痛なゲームでしかなかったようです。
さいごに
限定トミカや巨大キャリアカーなどを購入できたことについては満足していますが、長男が泣いている姿を見ていると何のために来たのか疑問に感じてしまいました。
諦めることや我慢することも成長の一環ですが、トミカ博は魅力が大きすぎるので我慢の度合いが比較的大きくなってしまいがちです。もう少し大きくなってからでも良かったのかなぁと思っています。
トミカ博に参加する際は、イベント内容と子供の成長度合いをよく考えて行くようにしましょう!