2歳程度の子供と一緒に手洗いをする時、1番重要なことは
「手洗いは楽しい!」
と思わせること。
友人から貰ったドラえもんの絵が付いているノータッチ泡ハンドソープは我が家の子供の手洗い飛躍させ、手遊び歌を織り交ぜた事で外出後の手洗いの習慣化に成功しました。
その方法について紹介します。
今更ながら手洗いの基本
手にはさまざまな常在菌がいます。
私たちは菌と生きていますし「病原菌」といわれる菌も体に存在するわけです。
外にはより多くの病原菌が存在しています。気にしていたら銭湯に行くこともできないでしょう。
この中で最も重要なのが
「病原菌を体内に侵入させない」
と言うことです。
外界に一番触れる可能性のある部位は「手」と「口腔」なるため、外出後には当たり前のように手洗いとうがいをしなければいけません。
手洗いで重要なのは手順?時間?
手洗いなら病院!
という事で病院のトイレを確認してみると手洗いの手順が貼り出されていました。
しかし重要なのは手順ではありません。
手洗いの時間
が重要になります。
ほかの病院では手洗い手順と歌詞が一緒に貼り出してありました。これはとても重要な事です。
適切な手洗いの時間とは?
日環感 2.1995 矢野久子らの「看護婦の衛生学的手洗い行動」にはこう記載されています。
「病院感染の一過性菌除去のための手洗い時間は、CDC(Centers for Disease Control:疾病管理予防センター)勧告では少なくとも10秒間であり、その他の報告でも15秒から30秒とされている」
このように重要なのは「時間」です。
この報告では医療従事者からみた高度汚染では15から30秒を推奨していました。
子供が外で無邪気に遊ぶ事、これは医療従事者にとって高度汚染と同等です。
よって感染予防には「15秒以上の手洗い」が必要になります。
我が家の手洗い問題
外でたくさん遊んできた子供は「眠い」や「お腹が空いた」、「まだ遊びたい」などの欲求の塊です。
そんな子供に手洗いをさせるには
「手は汚いから洗わないと病気になるよ」
という押し付けより、手洗いを一種の遊びに変えてしまった方がより容易に誘導する事が可能です。
しかし1プッシュタイプの泡ハンドソープは子供にとって押す動作がストレスになります。
我が家では押す力が弱いためか
出ない!!
と不機嫌になる事がしばしばありました。
このタイミングで友人から頂いたのが「ノータッチ泡ハンドソープ」です。
ノータッチ泡ハンドソープの利点
1プッシュの必要量は「押し切る事」で得られます。
最後まで押して初めて必要量が確保できるため、子供が行うには実は重労働になってしまいます。
ノータッチ泡ハンドソープはその名の通りノータッチで泡を出してくれます。
これはセンサーによるものですが、手をかざすだけで必要量が自動で出てくるというのはうちの子供は好奇心をくすぐられたようで、導入日は何度も手洗いをせがまれました。
つまりノータッチ泡ハンドソープの我が家的利点は
- 必要量が無抵抗で得られる
- 「自動で出てくる」は子供にとって意外にウケる
となります。
しかも絵柄がドラえもんだったため、「ドラえもんやりに行こう!」と言えば手洗い場に向かう意識の変換も可能にしてくれました。
改めて子供のことも考えてくれていると実感しています。
でも重要なのは「時間」です!
「ノータッチ泡ハンドソープwithドラえもん」はあくまで手洗いの導入の一歩に過ぎません。重要なのは手洗いの時間になります。
ここで以前病院のトイレで見たことを思い出し、手洗いの度に歌を歌うことにしました。
採用したのは15秒程度で終わる「手をたたきましょう」の替え歌で
「手を洗いましょう」
です。
私は毎回長男と手洗いするときは「てをあらいましょ〜♪」と一緒に歌いながら洗うことを心がけています。
何度も言いますが重要なのは「時間」です。
一緒に手遊び歌で遊びながら手洗いができれば手洗いを「楽しいもの」にする事ができるはずです!
さいごに
子供に習慣を身につけさせるには「楽しむ事」が重要です。
楽しくないなら続ける理由がない
というのが子供らしい考えではないでしょうか。
親は一緒に楽しむ事で子供の習慣化を容易に手助けできることを、子供と一緒に学ぶことができます。
今回はノータッチ泡ハンドソープが予想以上にウケた結果、手洗いを習慣化させる事ができたという話です。
手洗いについて考え始めた親がいるのであれば、一度検討してみてはいかがでしょうか!